昨今「ブラック」と言われる教師の仕事。ですが、こと「人間関係」においては私は「ホワイト」だと思います。今回は、その理由をお話ししていきたいと思います。
【理由①】忙しくて意地悪をする暇はない
こんな理由だなんて悲しいですが、次から次へとやることがあるので、誰かのことを悪く言ったり意地悪をしたりする暇は本当にありません。しかも、公務分掌は自分一人で完結できる内容はほとんどないため、色々な先生と話し合って進めていくことがほとんどです。中にはこだわりが強く、結果的に自分の意見を通そうとして強い口調になってしまう人もいます。ですが、それだけのことです。共感する姿勢で話せば意外と好意的に接してくれます。仲間外れにしようと画策したり、必要な情報を伝えないなどの意地悪を実施したりする人は、教師になって約15年、一人も出会ったことはありません。(教師以外のバイトではありました。)ですので、過去に職場で無意味な意地悪(いじめ?)を見聞きしたことがあり、そんなことに辟易している人にはお勧めの職場です!
【理由②】子どもに指導するというプライドのある人が多い
昨今、メディアで教師の不祥事を見聞きすることが多々あります。ですが、ほとんどの教師はそんなことはしません(当たり前ですが)!たいていの先生は、子どもに指導することは自分も生活上で同じようにしようと思っています。特に、いじめについては絶対にしてはいけないと指導する立場です。教師も人間ですから、仕事の進め方で意見の合わない同僚の愚痴を言いたくなることはあります。ですが、だからといって殴ってやろうとか、物を隠してやろうなんて思いません(これも当たり前ですね)。
私は、教師になる前にいくつかの職業を体験しました。ですが、私が働いていたコールセンターや接客業のバイト先には必ず、人に対してネガティブな行動をしてしまう人がいました。その時は「そんなものかな~」なんて思っていましたが、教師になってからはすっかりそのことを忘れていました。それぐらい、意地悪系の人が少ないのですね。
例外はあるので絶対ではあありません
ここまで、小学校の職員室の人間関係がホワイトな理由を2つ挙げましたが、もちろん例外はあると思います。それがニュースになっているわけですよね(あのカレーを無理やり食べさせる事件みたいな…)。それに、例えば無表情で改善点を指摘されたとしたらいい気持ちにはならないですし、嫌われてる=いじめられてる?みたいに思う人もいるかもしれません。
もちろん私も、同僚の話し方や仕事の進め方にイラっとしたり、もやもやが残ったりすることはありました。ですが、「人格を否定したり、陰湿ないじめをしようとしているわけではない」という考え方で見ると、やはり小学校の職員室の人間関係はわりとホワイトなんじゃないかな~と思うのです。
教師という仕事を選ぶにあたって、最近はブラックさにスポットが当たっていますが、こんなホワイトな良さもあるということを少しでも知ってもらえたらと思います。
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