非常勤講師生活 楽しい?or大変?

学校の仕事

初めての「非常勤講師生活」から1か月!想像以上の苦労があるのかないのか…。結論は、想像以上に「楽しい!」です。今回は、どう楽しいのかを具体的にお伝えしていきます。

授業だけに専念できる

小学校の正規教諭を退職して非常勤講師になり、1か月が経ちました。初めは、楽すぎて「こんなに授業のことだけ考えてていいの?もっと学校全体のために動かなくていいの?」と戸惑いもありましたが….結論から言って、「授業のことだけでOK!」でした。

正規教諭の頃は、保護者対応、自分の公務分掌、職員間の様々な打ち合わせ、次々やってくる全校行事、新しく始まる指導内容への対応、校内研究、市の研究などなど、常に忙しいのが当たり前でした。なので、この1か月間は授業のことだけに集中できるゆったりさに(ほんとにこれでいいの??実はやらなきゃいけないことあるんじゃないの??)とドキドキしていました。

本当は自分から進んで動くべき?

何の仕事でも、自分から進んで動くのは当然です。それなのに授業だけなんて、本当にいいのかな?

あんまり心配だったので、他の非常勤の先生や管理職に聞いてみましたが、答えは「授業の準備が第一優先なので、何かよっぽどのことがあればお願いしますね。」とのことでした。実際、今日は避難訓練からの引き渡し訓練でしたが、職員室で教材研究をしたり、自分の時間を過ごしました。(もちろん、人がいなければ電話対応などはしますよ!)

テキパキと電話をする 電話対応に焦る 女性ビジネスパーソン

非常勤講師で「自分から動く」というのは、「自分で考えて授業を組み立てる」「掲示物を考える」「宿題を出してもよいか担任と調整する」といった内容で、全て自分の担当授業に関係することだけです。あのクラス、大変そうだから空き時間に何か手伝った方がいいかな。なんていうのは、むしろしない方が良いようです。

自分のことだけやっても感謝されるから楽しい!

これまで正規教諭として働いていた立場からすると、2~3教科だけの授業に専念できるなんて夢のようです。

もともと、「校務分掌がしたくて教師になった」「保護者対応を頑張りたくて教師になった」なんて人はいませんよね。

力を入れた授業をすると、子どもたちの反応もとてもよく、廊下で会っても「先生の授業楽しい!次いつなの?」なんて話しかけてくれます。

担任の先生からは、「子どもたちすごく楽しそうです。私も空き時間助かります。」なんて言ってもらえて、今のところとても楽しい毎日です。

私の勤務は、週21時間、16コマで協会けんぽへ加入できます。確かに給料は少なくなりましたが、びっくりするぐらいの時間的余裕でここ数年で一番心が軽い毎日です。

夫から「顔つきが全然違うね。いつもニヤニヤしてる。」と言われました。

非常勤講師になってできた時間で、職場では担当授業の教材研究に没頭しつつ、プライベートでやりたくてもできなかったことをガンガンやっていこうと思います。


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