息子が自転車に乗れました!

子育て

昨年の秋に自転車を購入してから、はや6か月。途中自転車から遠ざかった時期もありましたが、ついに補助輪なしで乗れるようになりました。

ストライダーを卒業して、自転車に乗れるようになるまでの道のりをお伝えしていきます。

我が家の息子は、三輪車経験はなくストライダー出身です。いつも足で地面を蹴って進んでいたため、「ペダルをこぐ」ことに慣れるのに時間がかかりました。新しい自転車が来た初日は「かっこいい~!」とまたがっていたのですが、全然進まないので結局ストライダーに乗りたがりました。ですが、少しでも自転車にまたがったこと、姿勢が良くてかっこよかったこと、の2つをほめて、なるべく強制しないように心がけました。ここからしばらく(2週間ぐらい?)、自転車に座ってポーズを決める(!)だけの日々が続きました笑 ポージングの後はストライダーに乗っていたので、自転車に乗れるようになりたい気持ちはあったようです。ちょっと乗ってみない?と言いたい気持ちをぐっとこらえて、「かっこいい~!今にも走れそうだね!」とだけ言い続けました。

焦らずに・・・とはいえ、ずっとこのままだったらどうしよう。と心配になり始めたころ、突然「きょうはじてんしゃのる」発言。やった~!ペダルに足を乗せる。ぐっと踏む。ことを教えて、後ろから押しながらハンドルが曲がらないようにハンドルバーを押さえて補助しました。これは腰にきました。ですが、2こぎくらい進んだので今までより前進です!こんなふうにして、1日ずつ、1こぎでもいいので出来たことを一緒に確認しながら「やっぱり練習した分だけ出来ること増えたね♪」とお互い褒め合って練習していきました。誰も言ってくれませんが、「こんなに補助できる自分すごい!コーチの才能あるかも!」と自分で自分もほめるようにしました。でないとこっちだって続けられませんよね…

私はこの頃、正規教員でフルで担任も持っていたので、自分の子どもの自転車練習に付き合うのは正直きつかったです。ですが、習い事もしていないし、せっかく「乗りたい!」気持ちなので、そこは付き合おうと覚悟しました。保育園に迎えに行って18時過ぎから自転車の練習スタートです。その後食事、風呂、洗濯取り込み、保育園の持ち物、寝かしつけ、そして持ち帰りの仕事、さらに終わらない分は早起きして仕事、その後朝食を作って洗濯回して6:30に家を出る。1週間ぐらいなら頑張れるんですが、先が見えなさ過ぎて、でも自転車練習には付き合ってあげたくて、心身ともにつらかったです。しかもこの時期、秋の遠足、コロナで延期になった運動会、研究発表、個人面談、と怒涛の行事連続でした。もう、生きてさえいればいいやみたいな気持ちで乗り切りました(すみません、グチです…)。


冬になると、暗くなるのも早いので自転車は休みの日だけになりました。ですが、補助輪付きで自由自在に運転できるようになり大喜びで自転車に乗っていました。寒いので家でゴロゴロしていたかったですが、夫と順番で付き合いました。

いよいよ補助輪を外すきっかけが!

そんなある日、「もっとながくじてんしゃはしりたい」という声を受けて、車に自転車を積み込み、家から車で2分くらいの自転車道(散歩道?)に行きました。大喜びでこぎだしたものの、舗装されていない土や砂利の道なので、補助輪があるとタイヤが轍(わだち)で浮いてしまいなかなか前へ進めません。「補助輪がなければスイスイはしれるのになぁ。」と私がつぶやいたのを聞きつけて、「ほじょりんとって!」となりました。

私は補助輪を取れなかったので、次の休みにお父さんに取ってもらうことになりました。

そしていよいよ補助輪なしの初日!

・・・思っていたのとだいぶ違ったようです(*_*)すんっごいグラグラして、支える私の方が大変でした。中腰で、自転車だけでなく子どもの腰のあたりも支えながら走りました。もうほんっっっとに腰が痛くて、子どもが「やっぱりまだむりみたい。」と言った時にはほっとしました(あしたもやる~とか言わなくてよかった…)。

それから1か月ほど自転車から遠ざかり、寒さも和らいできた頃。塗り絵が上手になったり、お着換えが早くなったりしていたので、「今なら自転車も乗れるかもね。」と言うとその気になりました!

2~3日後に「きょうじてんしゃのれるかも!」と久々の自転車宣言です。私自身は腰が痛くなる恐怖に怯えつつ、カバーを被っていた自転車を取り出しました。

すると!なんということでしょう!確かに前よりグラグラが少なくなっていたんです!ハンドルバーとサドルの後ろを押さえなければならないのは変わりありませんでしたが、本人が自分で少しバランスを取りながらこげるようになっていて、そんなに補助の手に力を入れなくても進みました。

できたことを二人で喜び、次の目標「ハンドルは一人で持てるようにする」を確かめてその日は終わりました。

そこから、私が「中腰で補助するのやだ、なんで夫はやらないのよ!」という気持ちが高まり、のらりくらりと2週間ほど練習から逃げていました(私が)。

そうこうする内に3月末で私が退職し、4月から非常勤講師になりました。一気に時間ができて心にも余裕が出て、心から「今ならきっと前より上手になってるよ。やる?」と子どもに声をかけることができました。私の前向きな気持ちが伝わったのか、息子も「まえよりちょっとでもじょうずかも。やる!」となりました。

はたして、前より上手でした!いきなりですが、ハンドルバーを押さえなくても、サドル後ろを手で押さえるだけで走ることができました。確実に上達が目に見えて、息子も私もやる気が出ます。加えて、お父さんにサイドスタンドも付けてもらい、サイドスタンドの上げ下げも練習してできるようになりました。40分くらい練習したところでフラフラしだしたので、まだやりたがりましたが続きは明日に持ち越しました。

翌日は、サドルの後ろを軽く押さえていたのですが、試しに離してみたところ3秒ぐらい一人で乗れました。なので、グラグラした時に足をついて止まる練習をしたら、自分で上手に止まれることが分かって安心したようでした。すると、「とちゅうでおさえないでみて!」とリクエストが!手を離すと、グラグラしつつも一人で10秒ぐらい走れることができました!ついにのれた~!!

乗れると面白くなってくるようで、現在も日々練習(本人はあそびのつもり)中です。昨年は多忙でジョギングができていなかったので、これからは子どもの自転車に付き合いつつ自分はジョギングができそうで、毎日が充実しています!今のところ、「正規辞めて非常勤になってほんとによかったな~。」です。

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