スムーズな授業スタートのために、最初は家で4つの準備が必要です!「時間外労働なんて嫌だ!」と思いますが、これさえしておけば1年間(又は1学期間)がスムーズです。
準備するもの
①教育課程(教育活動計画)の分厚いファイル
→給料は出ませんが、出勤してささっと担当学年と打ち合わせを行い、教育課程(教育活動計画)の分厚いファイルをもらって家へ帰りましょう。
②自分用の手帳(スケジュール帳)
→私はプライベート用と同じものを使っています。マンスリータイプで、1日が上下で別れているものがおススメです。
①まずは手帳に行事予定を書き込む
発育測定、避難訓練、1年生を迎える会、学級参観・懇談会など、学校全体が関わる行事を知っておくと自分の動きが予想できて慌てずにすみます。
また、プールや運動会の練習などが入り、自分の持ちコマが振替になることもよくあります。
予定が分かったら早め早めに書き込んで、どこで授業が休みになるのか、見通しを立てていきます。
また、学習参観に合わせて掲示物を完成させるなど、授業の中身にも関わります。
学校は年間を通して大小の行事がいくつもあるので、初めに把握しておきましょう。
②学校生活のルールを確認する
学校によって、時程・遊んでよい場所・児童指導の共通事項などが違います。
児童から見れば、正規でも非常勤でも同じ「先生」。
何か聞かれたり、指導しなければならない時に自信を持って接することができると、児童からの信頼を得ることができ、授業も進めやすくなります。
③年間指導計画とコマ数を確認して2週間先までの授業計画を立てる
年間のおおまかな指導内容と、いつ頃行うのか目を通しておきます。
そして、2週間先ぐらいまでの授業の割り振りを考えてメモしておきます。
出勤してからは、1日30分~1時間ほど教材準備の時間がとれるので、そこまで綿密ではなくても大丈夫!
④初回の授業の内容を考えてメモする
最初の授業はやっぱり大事!子どもたちは、新しい先生と始める新しい学年の勉強にワクワクしています。
自分の授業のルールや進め方もしっかり押さえつつ、「楽しい!」と思ってもらえる構成を考えます。
私は、教科書を読み込むのはもちろん、学習指導要領を確認したり、ネットで授業ネタを拾ったりして備えました。
おわりに・・・
はじめは「お給料出ないし、30分ぐらいで終わらせたいなー」なんて考えていましたが、ここまでで結局3時間近くかかってしまいました。
自分の要領がよくないせいもありますが、やはりしっかりやろうとすると30分じゃ無理ですよね(^^;
ただ、1年間授業を進めていく中で最初は超肝心!
子どもたちの心をつかんでルールが定着すると後の自分が楽です。
一般的なアルバイトやパートに比べれば時給も高いので、ここはぜひしっかり押さえておいた方がいいです!